クラシックに比べて,OS Xは解析しがいがある。なにごとも,最終的にアクセスできる可能性があることは嬉しいもの。究極の美しさとは,その内部に保つ輝きを証として,まるで鉱石のような。
アップル社はマックOS X 10.1のアップグレードCDを無料配布したが,それが通常129ドルするマックOS Xそのものに化ける方法を,マックフィックスイット・コムが掲載した。アップルは停止命令を出し,同サイトはこの情報を外した。
先週後半にあちこちで話題になっていたこの話。その,マックフィックスイット・コムの記事はあれこれと感心することが多い。アップデータのスクリプト「VolumeCheckString」が「CheckForOSX」というファイルをハードディスクにコピーし,OS Xがインストールされているかどうかをチェック,インストールされていたら「CheckForOSX」を削除して続行するという流れ。つまりその,インストールCDの「System:Installation:Packages:Essentials.pkg:Contents:Resources:CheckForOSX」を削除してCDを焼けば,それはディスクチェックをしないただの,インストールCDになる。
クラシック環境では,アクセスできないことがひとつの美学として成立していたが,OS Xになって様相が変わった。以前,一部のマシンでDVD Playerがインストールされないことがあったが,そのときにもコマンドでインストーラーからDVD Playerを取り出し,スクリプトを一部書き換えて使えるようにするという荒技があった。や〜,世の中には神様みたいな人がいるもんで…(^_^;)。
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